新築で失敗しない浮かせる収納とは?選び方・設置場所のポイント

新築を計画する際、収納計画は頭を悩ませるポイントの一つです。
限られた空間を最大限に活用し、美しく機能的な収納を実現したいと願うのは当然のことでしょう。
特に、近年注目を集める「浮かせる収納」は、その魅力的なデザイン性だけでなく、生活の利便性向上にも大きく貢献します。
しかし、そのメリットだけでなく、デメリットも理解した上で計画を進めることが大切です。
今回は、新築における「浮かせる収納」のメリット・デメリットを具体的に解説し、最適な設置場所の選び方や、収納計画全体像についてもご紹介します。
新築の浮かせる収納メリット
掃除のしやすさ向上効果
浮かせる収納は、床から物を浮かせることで、床下の掃除が格段に楽になります。
掃除機をかけるのも、拭き掃除をするのも、障害物がなくスムーズに行えます。
水回りの収納を浮かせることで、水垢やカビの発生も抑制し、清潔な状態を保ちやすくなります。
毎日の掃除が簡単になることで、家事の負担軽減にも繋がります。
空間の広がりを実現
床に物が置かれていない分、視覚的に空間が広く感じられます。
特に、天井近くまで届くような高い位置に収納を設置すれば、開放感も増し、圧迫感を軽減できます。
限られた空間を有効活用しながら、広々とした印象の住まいを実現することが可能です。
デザイン性の向上
浮かせる収納は、見た目にも美しく、インテリアのアクセントになります。
様々なデザインや素材の収納アイテムが販売されているため、自分の好みに合わせた選択が可能で、空間全体のデザイン性を高める効果があります。

新築の浮かせる収納デメリット
設置場所の制約
浮かせる収納は、設置場所が限られます。
壁面や柱など、しっかりとした強度のある場所に設置する必要があるため、場所によっては設置が難しい場合もあります。
設置場所を事前に確認し、計画に組み込むことが重要です。
耐荷重の限界
浮かせる収納は、設置場所の強度や収納アイテムの耐荷重に限界があります。
重いものを収納しようとすると、落下や破損のリスクがあります。
収納する物の重さや量を考慮し、適切な収納アイテムを選ぶ必要があります。
施工費用の増加
浮かせる収納を設置する場合、場合によっては追加の工事費用が発生する可能性があります。
特に、造作で収納を作る場合は、費用が高くなる傾向があります。
予算に合わせて、適切な方法を選択することが大切です。

新築収納計画の全体像
収納量の適切な算出
新築の収納計画では、まず収納量の適切な算出が重要です。
家族構成やライフスタイル、所有物の量などを考慮し、必要な収納量を正確に把握しましょう。
収納率(延床面積に対する収納面積の割合)を目安に、収納スペースの大きさを決定します。
不足するとすぐに収納が溢れてしまい、逆に多すぎると空間の無駄使いにつながります。
空間別の収納アイデア
各部屋の用途に合わせて、最適な収納方法を検討しましょう。
例えば、リビングにはテレビボードや飾り棚、キッチンには食器棚やパントリー、玄関にはシューズクロークなどを設置することで、使い勝手の良い収納を実現できます。
各部屋の特性を理解した上で、収納場所や種類を計画することが重要です。
収納計画における失敗例と対策
収納計画におけるよくある失敗例としては、「収納が多すぎる」「収納が足りない」「使い勝手が悪い」などが挙げられます。
収納が多すぎると空間が狭くなり、逆に少なすぎると物が溢れてしまいます。
使い勝手が悪いと、収納を活用することが難しくなります。
これらの失敗を防ぐためには、事前に収納する物をリストアップし、収納場所やサイズを綿密に計画することが重要です。
可動棚など、柔軟に対応できる収納を採用するのも有効です。
浮かせる収納の最適な設置場所
リビングにおける活用法
リビングでは、テレビボードの上や壁面などに浮かせる収納を設置することで、すっきりとした印象になります。
飾り棚として活用したり、リモコンや雑誌などを収納するスペースとして活用したりできます。
キッチンにおける活用法
キッチンでは、シンク上や壁面に浮かせる収納を設置することで、調理器具や食器などを収納できます。
水に強い素材を選び、清潔さを保ちやすいように工夫しましょう。
玄関における活用法
玄関では、壁面に浮かせる収納を設置し、鍵や帽子、アクセサリーなどを収納できます。
来客時にも邪魔にならず、すっきりとした玄関を保つことができます。
洗面所における活用法
洗面所では、鏡の裏や壁面に浮かせる収納を設置することで、歯ブラシや洗顔料などを収納できます。
水回りなので、防水性のある素材を選ぶことが大切です。
まとめ
新築における浮かせる収納は、デザイン性と機能性を両立した魅力的な収納方法です。
しかし、設置場所の制約や耐荷重の限界、施工費用の増加といったデメリットも考慮する必要があります。
本記事で紹介したメリット・デメリット、最適な設置場所、そして全体的な収納計画を参考に、ご自身のライフスタイルに合った収納計画を立て、快適な住まいを実現してください。
収納計画は、新築における重要な要素です。
計画段階から慎重に検討することで、後悔のない住まいづくりに繋がります。


