縦滑り出し窓と横滑り出し窓の選び方と違い

こんにちは。中津川市にある工務店、
Raku Home(株式会社日建建設)の
藤原です。
家づくりの打ち合わせをしていると、
意外と迷うのが「窓」です。
大きさや位置はもちろんですが、
窓にはいろいろな開き方があります。
その中でも名前がよく似ているのが、
「縦滑り出し窓」と
「横滑り出し窓」です。
名前だけ聞くと、
「何が違うの?」と思いますよね。
実はこの2つ、開き方だけでなく、
風の入り方や雨への強さにも
それぞれ違いがあります。
今回は、家づくりの打ち合わせでも
よく使うこの2つの窓について、
分かりやすくお話しします。
◻︎縦滑り出し窓と
横滑り出し窓の違いは?
*縦滑り出し窓は
風を取り込みやすい
縦滑り出し窓は、
左右どちらかを軸にして、
窓が外側へ開くタイプです。
イメージとしては、
ドアを開ける感じに似ています。
この窓の良いところは、
外を流れている風を
室内へ取り込みやすいことです。
窓を開けるとガラス部分が
外へ出るため、そのガラスが
風を受け止めてくれます。
そのため、窓の正面から
風が吹いていなくても、
壁に沿って流れる風を
室内へ取り込みやすくなります。
「できるだけ自然の風を
家の中に入れたい」
そんな場所には、
使いやすい窓だと思います。
*横滑り出し窓は
雨が入りにくい
横滑り出し窓は、
窓の上側を軸にして、
下側が外へ開くタイプです。
開けた窓を見ると、
ガラス部分がちょっとした
ひさしのようになります。
そのため、小雨程度であれば、
雨が室内へ入りにくいのが
この窓の良いところです。
トイレや洗面脱衣室など、
少し窓を開けて換気したい場所に
使うことも多い窓です。
◻︎縦滑り出し窓の
良いところと注意点
縦滑り出し窓の良いところは、
やはり風を取り込みやすいことです。
例えば、壁に沿って
風が流れている場合、
引き違い窓では思ったほど
風が入らないこともあります。
縦滑り出し窓なら、
外へ開いたガラスが風を受けて、
室内へ導いてくれます。
窓の位置や開く向きを考えると、
風の入口と出口をつくることも
できます。
ただし、注意点もあります。
外側へ窓が開くため、
雨の日に開けたままにすると、
室内へ雨が吹き込むことがあります。
特に夏場は、
「さっきまで晴れていたのに、
急に雨が降ってきた」
ということもありますよね。
外出するときには、
窓を閉めておいた方が安心です。
◻︎横滑り出し窓の
良いところと注意点
横滑り出し窓の良いところは、
少し開けた状態でも
雨が入りにくいことです。
開いたガラスが
ひさしのようになるため、
小雨のときでも換気しやすいのは
便利なところです。
また、窓を少し高い位置に
取り付けることもできます。
外からの視線を抑えながら、
明るさや風を取り入れたい場所にも
使いやすいと思います。
一方で、風を積極的に
室内へ取り込むという点では、
縦滑り出し窓の方が
向いている場合があります。
ここは「どちらが良い」
ということではありません。
使う場所によって、
窓を選ぶことが大切です。
◻︎窓は大きければ
良いわけではありません
家づくりをしていると、
「リビングは大きな窓がいい」
「できるだけ明るい家にしたい」
というご希望をよく聞きます。
もちろん、それも大切です。
でも実際に暮らしてみると、
窓は大きさだけでなく、
位置や開き方も大切です。
風を取り込みたいのか。
明るさを確保したいのか。
外からの視線を避けたいのか。
雨の日でも少し窓を開けて
換気したいのか。
目的によって、
選ぶ窓も変わってきます。
私もお客様との打ち合わせでは、
窓だけを見るのではなく、
道路や隣の家の位置なども考えて
窓を決めることが大切だと
思っています。
◻︎まとめ
縦滑り出し窓と
横滑り出し窓。
名前はよく似ていますが、
それぞれ得意なことがあります。
縦滑り出し窓は、
風を取り込みやすい窓。
横滑り出し窓は、
雨が入りにくく、
換気しやすい窓。
こうして考えると、
少し分かりやすいですよね。
家づくりでは、
「この窓が一番良い」
というものはありません。
どこに付けるのか、
そこで何をしたいのかを考えて、
窓を選ぶことが大切です。
中津川市や恵那市で
これから家づくりをされる方も、
間取りを見るときには、
ぜひ窓にも注目してみてください。
窓の種類や位置を少し工夫するだけで、
住んでからの暮らしやすさは
意外と変わってきます。


