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30年後も「この家が好き」と思える家づくりとは?

30年後も「この家が好き」と思える家づくりとは?
投稿者 営業 藤原

こんにちは。中津川市にある工務店、
Raku Home(株式会社日建建設)の藤原です。

今回で「父と娘のマイホーム問答」も
第11回を迎えることになりました。

家づくりを考えている娘と、建築会社で
働く父親との何気ない会話を通して、
後悔しない家づくりを考えていきます。

今回のテーマは、30年後も建てて
良かったと思える家づくりについてです。

娘「お父さん、家を建てるなら、
やっぱりおしゃれな家がいいよね。
30年後も気に入って住めるかな?」

父「そうだな。せっかく建てるなら、
いつまでも好きでいられる家がいいな。
でも、おしゃれなだけでは難しいぞ」

娘「えっ、どういうことなの?」

父「例えば、今は夫婦二人でも、
将来は子どもが生まれるかもしれない。
子どもが成長して独立すれば、
また夫婦二人の暮らしに戻るだろう」

娘「確かに、30年も経てば、
家族の生活もずいぶん変わるよね」

父「そうなんだ。だから家づくりでは、
今の暮らしだけを考えるのではなく、
将来の生活も想像することが大切なんだ」

娘「でも、30年後の生活なんて、
なかなか想像できないと思うけど」

父「もちろん全部は分からないさ。
だからこそ、将来の変化に対応できる
間取りを考えておくといいんだよ」

娘「例えば、どんな間取りなの?」

父「子ども部屋を最初から細かく
区切らず、将来必要になったときに
間仕切りを設ける方法もあるんだ」

父「反対に、子どもが独立した後は、
趣味の部屋や収納として使うことも
できるから、無駄になりにくいんだ」

娘「なるほど。最初から全部決めずに、
後から変えられるようにするんだね」

父「そういうこと。それから、
年齢を重ねたときの暮らしやすさも
少し考えておくといいと思うよ」

娘「まだ若いのに老後のことまで?」

父「30年後には今より30歳も
年齢を重ねているわけだからね。
階段の上り下りが大変になったり、
ちょっとした段差が気になったり
することもあるかもしれないだろう」

娘「確かに、今は何ともなくても、
将来は分からないということだね」

父「例えば、1階に寝室として使える
部屋があれば、将来の生活の選択肢も
広がると思うんだ。もちろん、
敷地や予算との相談になるけどね」

娘「間取り以外にも大切なことはある?」

父「もちろん。実は家の見えない部分が、
長く快適に暮らすためには大切なんだ」

娘「見えない部分って、断熱とか?」

父「そう。断熱性能や気密性能、
建物の耐震性、それから雨漏りを
防ぐための施工も重要なんだよ」

父「家は完成すると壁の中などは
見えなくなるけど、その部分こそ
しっかり施工しておく必要があるんだ」

娘「見た目が良くても、冬に寒かったり、
夏に暑かったりしたら嫌だもんね」

父「そうだな。中津川市や恵那市は、
冬の寒さが厳しい地域でもあるから、
断熱性能は特に考えておきたいね」

父「ただ、性能の数字だけでなく、
実際の施工がきちんと行われているかも
大切なポイントになるんだよ」

娘「それなら、性能が良い家を
建てれば30年間安心なのかな?」

父「いや、そこが大事なところなんだ。
どんなに良い家を建てたとしても、
メンテナンスは必要になるんだよ」

娘「新築なのに修理が必要になるの?」

父「新築のときは必要なくても、
年数が経てば外壁や屋根の点検、
給湯器などの設備交換が必要になる」

父「設備によって寿命は違うけど、
給湯器なら10年から15年程度が
交換を考える一つの目安になるね」

娘「家を建てた後にも、
結構お金が掛かるということだね」

父「そうなんだ。住宅ローンの返済だけを
考えていると、将来困ることもある。
だから、修繕費用も少しずつ
準備しておくことが大切なんだよ」

娘「そう考えると、最初に少し高くても、
長持ちする材料を選んだ方がいいの?」

父「必ずしも高い材料が正解とは
限らないけど、建築費だけでなく、
将来の維持費も考えて選びたいね」

父「例えば外壁材一つを選ぶにしても、
デザインや価格だけではなく、
耐久性や補修のしやすさも大切なんだ」

娘「家を建てるときは、どうしても
最初の金額ばかり気になるよね」

父「そうだと思う。でも30年間で
掛かる費用を考えてみると、
最初の価格だけでは判断できないんだ」

娘「そういえば、お父さんは今まで
たくさんの家を見てきたんだよね。
長く住んでいる人はどうなの?」

父「そうだね。建築の仕事をしていると、
新築のときだけでなく、何年も経って
からお客様とお話しする機会もあるんだ」

父「そうしたときに大切だと感じるのは、
家は建てて終わりではないということ。
住み始めてからが本当のスタートなんだ」

娘「建てた後も建築会社との
付き合いが続くということだね」

父「そうだよ。何か不具合があったとき、
気軽に相談できる会社があることも、
長く安心して暮らすためには大切だね」

娘「でも、30年後には家の流行も
ずいぶん変わっているんじゃない?」

父「それは間違いないと思うよ。
今から30年前の住宅と現在の住宅でも、
間取りや設備、デザインは違うからね」

父「だから流行を取り入れるのも
いいけど、それだけにこだわらず、
自分たちが本当に好きなものを
選ぶことが大切だと思うんだ」

娘「SNSで見つけたおしゃれな家を
そのまま真似するだけでは駄目かな?」

父「参考にするのはいいと思うよ。
ただ、写真では素敵に見えても、
実際に生活すると掃除が大変だったり、
収納が足りなかったりすることもある」

父「毎日暮らす家だからこそ、
見た目と使いやすさの両方を
考えておくことが大切なんだよ」

娘「なんだか家づくりって、
考えることが本当に多いんだね」

父「そうだね。でも、全部を完璧に
しようとする必要はないと思うよ」

娘「えっ、完璧じゃなくてもいいの?」

父「もちろん。予算にも限りがあるし、
家族によって大切にしたいことも違う。
何を優先するかを夫婦で話し合うことが
一番大切なんじゃないかな」

娘「私たちなら、家族が集まれる
リビングを大切にしたいかな」

父「それなら、そこを優先すればいい。
家族が自然と集まって、何気ない
会話が生まれる場所があるというのも、
長く愛せる家の条件だと思うんだ」

娘「30年後に子どもが独立しても、
また遊びに来てくれたらうれしいね」

父「そうだな。家族の思い出が
少しずつ増えていくことも、
家の大きな価値になると思うよ」

娘「何となく分かってきた気がする。
新築のときが一番良い家ではなく、
30年後も好きでいられる家がいいね」

父「その通り。少しくらい傷が付いても、
それが家族の思い出になることもある。
大切に手入れをしながら暮らせば、
家にも愛着が湧いてくると思うよ」

娘「私も30年後に、この家を建てて
良かったと言えるようにしたいな」

父「そう言ってもらえる家づくりが、
お父さんたち建築会社の仕事でも
あると思っているんだよ」

家づくりを考え始めると、どうしても
間取りや設備、デザインなど、
目の前のことに意識が向きがちです。

もちろん、それらも大切なことですが、
家は完成したときがゴールではなく、
そこから長い暮らしが始まります。

30年後には家族構成も変わり、
生活の仕方も変わっているでしょう。

そのときに、多少の不便はあっても、
「やっぱりこの家が好きだな」
と思える住まいであってほしいですね。

私も建築会社で長く仕事をしてきて、
家づくりで大切なのは建物だけではなく、
そこで暮らす家族の幸せなのだと
改めて感じることがあります。

これから中津川市や恵那市で
新築住宅を考えている皆さんにも、
今だけでなく10年後、20年後、
そして30年後の暮らしを想像しながら、
家づくりを楽しんでいただきたいです。

家は決して安い買い物ではありません。
だからこそ、建てた後も長く愛せる
住まいを選んでほしいと思います。

30年後、家族みんなが笑顔で
「この家を建てて良かったね」
と言えることが何よりですね。

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