施工例

山景に映える、ガルバの家。
裏側はよりミニマルに、無駄のない開口計画で構成。機械設備や勝手口など、日常の機能をスマートにまとめています。山々に囲まれた立地にあって、金属外壁の無機質さがむしろ自然の色彩と美しく対比をなしており、背景の風景に溶け込みながらも、凛とした存在感を放っています。
このLDK空間は、天井の高さを活かした梁見せ設計と、南面の大開口から差し込む自然光によって、開放感とぬくもりを感じられる空間に仕上がっています。モノトーンを基調としたシックな配色に、木目のフローリングと家具が温かみを添え、落ち着いた暮らしを演出。
キッチンはアイランド型に近いフルオープンスタイルで、ダイニングとリビングを一望できる配置。料理をしながら家族との会話も楽しめる、コミュニケーション重視の間取りです。
このガレージは、ご主人様の強いこだわりにより設計された特別な空間です。壁・天井にはOSB(配向性ストランドボード)を使用し、木材の素朴な風合いと荒々しい質感を活かした、個性的で温もりのある仕上がりとなっています。インダストリアルな印象を残しつつも、どこか安心感のある落ち着いた空間に。
床は土間仕上げとし、工具やバイク、自転車の整備など多目的に使える実用的な構成。ガレージの一角には一段上がった「ご主人様専用スペース」が設けられており、趣味や作業に集中できるプライベートな“居場所”として機能します。 また、ガレージから屋内への出入りも可能で、生活動線に配慮しつつ、使い勝手と満足感を両立させた設計がなされています。まさに“暮らしの中に趣味を取り込んだ”、理想のガレージ空間です。
PHOTO GALLERY
画像クリックで拡大表示されます
LDK上部に設けられた吹き抜け空間は、家全体に明るさと開放感をもたらす設計上の大きなアクセントです。2階のホールから見下ろすと、黒い梁と縦のラインがリズムを生み出し、視線を自然と室内奥へと誘導します。
正面の大開口窓は、周囲の自然を“絵のように”切り取る設計で、四季折々の風景を日常に取り込む役割を果たしています。まさに「家の中に居ながら、外とつながる」感覚を味わえる贅沢なひととき。 天井には木目のパネリングを施し、視線が上に抜けた際の美しさと温かみを両立。空間全体に奥行きと立体感を生み出しています。また、アイアン手すりが空間を引き締め、モダンで少しインダストリアルな印象もプラス。
家事効率とデザイン性の両立を目指したキッチン空間。ダークトーンの扉面材が空間を引き締めつつ、白いワークトップとのコントラストがモダンで上品な印象を与えています。キッチンからはダイニング・リビングまでを一望できる配置で、家族とのコミュニケーションが自然に生まれる設計です。
キッチン奥には、アーチ状の開口部が目を引くパントリースペースを配置。やわらかな曲線が空間に優しさを加えると同時に、奥行きと奥ゆかしさを演出しています。中は可動棚付きで収納力も十分。ストック食品や調理器具などをすっきりとまとめられるため、キッチンをいつでも美しく保てます。 「見せる」と「隠す」のバランスが取れた、実用性と美しさを兼ね備えたキッチン動線が、毎日の家事を軽やかにしてくれます。
リビングに隣接した3帖の畳スペースは、限られた面積の中に“和”の落ち着きと多用途性を詰め込んだ空間です。深いネイビーカラーの半畳畳が、シンプルな内装の中で引き締め役となり、現代的な和モダンの雰囲気を演出しています。
小さなお子さまのお昼寝スペース、来客時のちょっとした応接、ストレッチや読書など自分時間を楽しむ空間など、使い方は自由自在。また、壁面にはクローゼットと収納扉を備え、見た目の美しさと機能性を両立させています。 ほんの3帖で、暮らしの質がぐっと上がる——そんな“ちょうどいい”和のスペースが、日々の生活にそっと寄り添ってくれます。
このトイレ空間は、お施主様の「クロスにこだわった家づくり」を象徴する一室です。壁全面にあしらわれたボタニカル柄のクロスは、グリーンを基調にピンクやイエローの差し色が映えるデザインで、まるで一枚の絵画のように空間を彩ります。
狭小空間でありながらも、遊び心と個性を最大限に表現。白い便器とのコントラストでクロスの美しさがより際立ち、明るい窓からの自然光が柄の細部まで引き立てています。 無機質になりがちなトイレを、デザインの力で“癒しの場所”へと昇華。毎日使う場所だからこそ、自分らしい美意識を宿す——そんなメッセージが込められた、特別なトイレ空間です。
空間全体をすっきりとまとめるために設計された、造作タイプの洗面カウンター。天板には重厚感のあるマットブラック調の仕上げを採用し、インテリアとしての存在感と機能性を両立。白のボウルとのコントラストが、洗練された印象を生み出しています。
横幅いっぱいに取り付けられたワイドミラーは、空間を広く見せるだけでなく、朝の身支度も快適にサポート。足元の棚はオープン仕様で、タオルや洗剤などの収納もスマートに対応できます。 余計な装飾を削ぎ落とし、“素材”と“線”で魅せるシンプルデザインは、空間に静かな美しさをもたらします。毎日のルーティンに自然と寄り添う、機能美あふれる洗面スペースです。
元気いっぱいの男の子のためにデザインされた子ども部屋は、壁と天井をつなぐように貼られた青空クロスが最大の魅力。鮮やかなブルーに浮かぶ白い雲が、まるで本物の空の中にいるかのような臨場感を演出し、お子さまの想像力を育む空間となっています。
床には落ち着いた木目調を採用し、空間全体の印象を引き締めるバランス感覚もポイント。壁の一部はホワイトで切り替え、色柄の強さを程よく抑えることで、遊び心と調和が取れた内装に仕上がっています。 子どもの成長とともに使い方が変化するこの部屋は、「いま」を楽しく、「これから」にも対応できる柔軟さを備えた、理想のキッズスペースです。
女の子の個性をやさしく引き立てる、ポップで愛らしいデザインクロスが主役のお部屋です。壁一面に配されたリズミカルなパターンとあたたかみのあるオレンジカラーが、空間に元気と楽しさをプラスしてくれます。 一方、その他の壁はシンプルなホワイトで構成されており、クロスのデザインを際立たせつつ、将来的な家具やインテリアとの相性も良好。フローリングには落ち着いたトーンの木目を採用し、視覚的なバランスも絶妙に保たれています。
「今」を楽しみながらも、「これから」を見据えた設計が感じられる、成長とともに長く愛されるお部屋です。
ダイニングキッチンから見上げると、吹き抜けを通して2階へとつながる開放的な空間が広がります。構造を活かしたブラックの鉄骨梁とアイアン手すりが、白壁と絶妙なコントラストを描き、インテリアの一部としても存在感を放っています。
高い天井から降り注ぐ自然光が、ダイニングとキッチンをやさしく照らし、時間の流れとともに表情を変える――そんな「暮らしを包み込む空間設計」が、この家の中心を彩っています。
玄関ホールにはあえて“靴箱”を置かず、壁一面をオープンな可動棚に。デザイン性と収納力を両立させたこのスタイルは、日常的に使う靴やアイテムの出し入れがしやすく、見た目もスッキリとした印象に。グレーのクロスやブラックの建具でまとめられた空間は、落ち着きとモダンさを兼ね備えています。 ガレージから直接アクセスできる動線も大きなポイント。車での買い物帰りや雨の日にも便利で、実用性に富んだ設計です。玄関からガレージ、そして室内へのつながりは、まさに「暮らしやすさ」を体現した動線設計。
お気に入りのスニーカーや趣味の道具を“魅せながらしまう”玄関は、帰るたびに気分を高めてくれる自分だけのギャラリー空間です。