50年ローンってどうなの？今どきの住宅ローン事情をやさしく解説
こんにちは。
中津川市の工務店
RAKU HOME（株式会社日建建設）の
藤原です。
先日の日経新聞に
「広がる50年住宅ローン」
という記事が掲載されていました。
今日はその内容をもとに
わかりやすく解説します。
最近は物価の上昇が続き、
建築費や土地の価格も
年々上がっています。
そのため、
「35年ローンだと返済が大変…」
という方が増えており、
返済期間を50年に延ばす
“超長期ローン”が注目されています。
たとえば、
4,000万円を借りる場合で
金利は1.99％の固定金利とします。
【35年ローン】
毎月の返済額：132,299円
総返済額：55,565,580円
【50年ローン】
毎月の返済額：105,295円
総返済額：63,177,000円
50年ローンのほうが
月々の支払いは約27,000円少なくなりますが、
最終的に支払う金額は
約760万円も多くなります。
つまり、
「今の生活を楽にする」代わりに
「長く返済し続ける」選択です。
また、家を売却する時に
住宅ローンの残り（残債）が
家の価格より多くなる
“残債割れリスク”もあります。
RAKU HOMEでは
まだ50年ローンを利用する方はいませんが、
これから増えていくかもしれません。
ローンを選ぶときは、
月々の支払いだけでなく、
「金利」「返済総額」「老後の生活」など、
長い目で考えることが大切です。
住宅ローンは
家づくりの大切なパートナーです。
「どんな返済計画が安心か？」
一緒に考えていきましょう。