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阪神淡路大震災から30年──地震対策と防災意識を再確認しよう

こんにちは。中津川市にある工務店「日建建設」の藤原です。
本日、阪神淡路大震災から30年を迎えました。この震災で亡くなられた方々に心よりご冥福をお祈り申し上げます。

この震災をきっかけに、日本の建物に対する耐震性能の重要性が改めて認識されました。建築基準法の改正や耐震技術の普及、新築住宅の耐震性を数値化する「住宅性能表示制度」の導入など、建築業界は大きく変わりました。

昨日、私は静岡県御前崎市を訪れる機会がありました。この地域は太平洋に面しており、地震と津波のリスクが特に高いエリアです。写真にもあるように、海岸線だけでなく内陸部にも「津波浸水想定区域」を示す看板が設置されています。また、海抜を知らせる案内板も多く見られ、地域全体で防災意識が高まっていることを実感しました。

私は30年前、御前崎市や牧之原市を拠点に大手ハウスメーカーに勤務していました。当時、住宅地を案内する際には海岸線から離れたエリアを優先的に提案していたことを思い出します。普段の海は穏やかで美しいですが、地震が起きたときの津波の脅威を考えると、防災意識を常に持つことの重要性を痛感します。

また、御前崎市には有名な御前崎灯台があり、わずか300円で登ることができます。そこからは海岸線や周辺地域を一望できる素晴らしい景色が広がっています。晴れた日には地球が丸く見えるほどの絶景を楽しむことができるので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

地震や津波に対する備えは、日々の生活から意識することが大切です。ご自宅の耐震性を確認することや、防災グッズの準備、避難ルートの確認など、できることから始めてみましょう。私たち日建建設も、地域の皆さまの防災対策に貢献できるよう努めてまいります。

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