
賃貸住宅の火災保険、本当にその内容で大丈夫ですか?
こんにちは。
中津川市の工務店RAKU HOME(日建建設)の藤原です。
先日、日経新聞で「賃貸住宅の火災保険」について取り上げられていました。
この記事を読んで、普段あまり意識しない保険の内容について改めて考えるきっかけになりました。
賃貸住宅に入居する際、火災保険の加入はほぼ必須となっています。
ところが、その火災保険が「不動産会社の指定する保険会社・保険商品」である場合、内容や金額に注意が必要です。
保険料が相場より高かったり、必要以上に手厚すぎる補償内容になっていたりするケースもあるようです。
入居者が「指定保険に必ず加入しなければならない」と強制されるのは、実は独占禁止法に抵触するおそれもあるとのこと。
もちろん、補償内容が過剰に少ないと、火事や水漏れなど万が一の時に十分な補償が受けられず困ることになります。
だからこそ、内容や保険料についてはしっかり確認し、不動産会社とも相談のうえで、自分に合った保険を選ぶことが大切です。
また、今回の記事では「家財保険」の補償額についても触れられていました。
火事などで家具や電化製品を買い直すとなると、数十万円単位になることも珍しくありません。
自分が所有している家財の価値に見合った保険額に設定しておくと安心です。
最近は火災保険料も値上がり傾向にあり、2000年から比べて約1.5倍以上に上がっているというデータも出ています(※記事内グラフ参照)。
契約更新のタイミングや引っ越しの際には、保険内容を見直してみるのも良いと思います。
火災保険は「なんとなく加入するもの」ではなく、「もしもの時に自分と家族を守ってくれる大切な備え」です。
ぜひ、この機会にご自身の保険をチェックしてみてください。