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30年前に家づくりを担当した、お客様に対し思うこと

こんにちは。中津川市にある工務店「日建建設」の藤原です。
今回も、私が30年前に静岡県で働いていた頃のエピソードを通じて感じたことをお話しします。

当時、私は大手ハウスメーカーに勤務し、静岡県内の大規模分譲地(総区画数135)の住宅販売に携わっていました。そのうち、私は6件の家づくりを担当させていただきましたが、3分の1ほど売れた時に家庭の事情で会社を退職。その後も気になっていたその分譲地を、先日訪れる機会がありました。

写真にあるのが、その大規模分譲地の現在の様子です。驚いたことに、私が担当した6件の住宅すべてに表札が残っており、お客様が30年近く経った今も住み続けていらっしゃいました。住宅ローンも、あと少しで完済される頃ではないかと思います。30年前の住宅金利は3%強と、現在と比べると高めの水準でしたが、皆様が着実に返済を進めてこられたと知り、非常に安心しました。

当時の私はファイナンシャルプランナーの資格はありませんでしたが、資金計画の重要性を常に意識し、お客様に無理のないご提案を心がけていました。その経験が、今の私の原点となっています。改めて振り返ると、家づくりとは「未来を支えるお手伝い」そのものだと実感します。現在はファイナンシャルプランナーの資格も活かしながら、より安心・安全な住宅ローンの返済計画をお客様に提案できる自信があります。

これからも、お客様の「住まい」と「人生」の両方を支えられるよう努めていきたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました!

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