
木造住宅・大規模リフォーム注意
こんにちは。
中津川市の工務店、RAKU HOME(日建建設)の藤原です。
最近の中日新聞の記事に、住宅リフォームに関する重要な話題が載っていました。
特に木造住宅を扱う私たち建築会社にとって、そして住まいのリフォームを考えている方にとっても、大切な内容です。
これまで、ある一定の条件を満たすリフォームでは「建築確認申請」が不要という特例がありました。
しかし、2024年4月からそのルールが変わりました。
今回の法改正では、特に「大規模な木造住宅のリフォーム」が対象です。
内容を簡単に言うと、これまでよりも多くのケースで建築確認申請が必要になります。
たとえば、2階建ての住宅で延べ床面積が200平方メートルを超えるような場合、
その建物の「構造に関わるリフォーム」では、建築確認申請が必要になります。
これにより、リフォーム前に申請書を作成し、審査を受ける必要が出てきます。
当然、追加の費用や時間がかかります。
実際に申請には数万円以上のコストがかかり、
審査に1か月以上かかるケースもあります。
また、写真にあるような戸建て住宅のリフォーム現場でも、
構造に関わる変更がある場合は同様に申請が必要になります。
(記事ではリフォーム現場を視察する市職員の写真が掲載されています)
なぜこのようなルール改正が行われたかというと、
耐震性や安全性の確保が背景にあります。
無申請で大きな構造変更がされてしまうと、地震や災害時に建物が倒壊するリスクが高まります。
住まいの安全を守るためには、きちんとした確認と審査が必要というわけです。
これから木造住宅のリフォームを検討している方は、
まず「この工事に建築確認申請が必要かどうか」を専門家に相談することをおすすめします。
私たちRAKU HOME(日建建設)でも、事前にしっかり確認を行い、
必要な手続きをサポートしています。
「知らなかった」では済まされないルール変更。
これからリフォームを考えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。