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実家

リフォームか、建て替えか

こんにちは。中津川市の日建建設の加藤です。

今年の春に、私の両親から実家の水廻りのリフォーム見積もりを依頼されましたが、結果として建て替える事にしました。

理由は、実家が築100年以上経っている事、築41年の使っていない離れ(私が昔住んでました)もある事、外には使っていない古いトイレ棟もあり、建物が多いので全部解体してすっきりさせた方が、将来の解体費用が無くなり、将来的に残された家族の金銭的な負担も減ると考えたからです。

また、過去に何度も増築と改築を繰り返していることから直す部分が多く、水廻りのリフォームするだけでも規模が大きくなってしまうからです。

それに仮に水廻りだけが新しくなっても、部屋が寒い事や床下の湿気などは変わらないため、快適な住まいとは言えないからです。

そして一番の理由は、家の中が冬寒いことと夏暑いことは健康に害があるからです。特に高齢者には。

この20年、家の中での事故で亡くなる方は増え続けていると聞きます。特にお風呂での死亡が多く、年間1万9千人です。これは交通事故での死亡数の5倍です。とても多い数です。

真冬に暖かいリビングから寒い脱衣所へ(血圧上昇)→寒い浴室へ(さらに血圧上昇)→浴槽で体が温まる(血圧下降)→浴室から寒い脱衣所へ(血圧上昇)など、この過程で心筋梗塞、脳梗塞や脳出血が起こります。

家族の健康を守る冬の家の温度は18度以上です。16度以下ですと健康リスクが高まります。

真夏は、皆さんが良く知っている熱中症の危険があります。平均気温の上昇と共に、熱中症になる方の4割は自宅で起こっているそうです。

一番くつろげるはずのお家が健康リスクなんて、矛盾してますし怖いですね。そのような健康リスクを無くすために、今回はリフォームではなく建て替えを選択しました。

9月には完成します。自分の住む家ではないですが完成が楽しみです。

今回の件では建て替えを選択しましたが、全ての案件を建て替えにすればいいわけではないです。みんなそれぞれ状況が違いますので。状況によりリフォームの方がいい場合ももちろんあります。

一番良いのは、自分だけで考えて決めるのではなく、建物の面とお金の面で良きアドバイスをしてくれ、最終的に良い方向に導いてくれるパートナー的な業者に相談に乗ってもらうことです。

日建建設ではそのような無料相談も受けさせていただいていますので、検討中の方はご相談ください。

※また、家を建てたあとの事はこちらのブログを見てみてください。

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